最近、画像処理やDeepLearningを利用する機会が増えてきたため、メイン機のMacbook用にGPUを導入しようと思い立ちました。
現在のメイン機として利用しているMacbook (Retina, 13-inch, Early 2015)には、Intel Iris Graphics 6100が搭載されています。しかし、画像処理ライブラリのOpenCVやDeep LearningライブラリのTensorflowでサポート対象となっているのは、NVIDIA製のGPUであるため、今回、NVIDIA製のGPUの購入を検討しました。
ノートPCであるため、基本的にはパーツの増築ができません。その前提で、USBやThunderboltで外付けできるeGPUが候補となります。
調査した結果、BIZON社製のBizonBox 2Sを購入することにしました。GPUは別で購入したため、本体価格は$599 + $69 (電源)となりました。安いPCなら買えそうな価格です。
注文後、2、3日で到着し、開封したところ、とても大きい外装と中身も少し大きめなことに驚きました。
早速、GPUを取り付け、MacとThunderbolt接続でインストールしました。到着した箱の中にMacでの設定方法が丁寧に書かれており、迷うことなくインストールすることができました。
ただ、気になった点がいくつかあります。
一つ目は、インストール中に再起動を要求されますが、その再起動後にBizonBoxを繋いだままだと、Macが起動しないという問題が発生しました。これは、ThunderboltをMacから取り外せば、問題なく起動するのですが、少しきになるところです。
二つ目は、Macを起動したまま、Thunderboltを取り外すと、MacのOSが落ちてしまうという問題が発生しています。とりあえずは、一旦、マシンを停止してからケーブルを抜くように対応しています。
今のところは、この程度の問題ですが、今更ながら、かなり高いハードルを越えようとしていることに気づいてしまいました。