MongoDBはインストールしたままの状態では、同じマシン上からしかアクセスできないような設定がされています。しかし、MongoDBの設定を変更することで簡単に外部からアクセスできるようになります。
今回は、Mac上でHomebrewコマンドを利用してインストールしたMongoDBの設定を変更しました。他の環境でも基本的には同じ手順ですが、設置ファイルのパスやMongoDBの再起動方法は異なります。
設定ファイルの場所:/usr/local/etc/mongod.conf
# Store data in /usr/local/var/mongodb instead of the default /data/db dbpath = /usr/local/var/mongodb # Append logs to /usr/local/var/log/mongodb/mongo.log logpath = /usr/local/var/log/mongodb/mongo.log logappend = true # Only accept local connections bind_ip = 127.0.0.1
ここで、最後の行のbind_ipがアクセスできるマシンのIPアドレスのリストになります。当初はローカルを表す127.0.0.1です。そこにカンマ区切りでアクセス元となるマシンのIPアドレスを追加することが可能になります。
bind_ip = 127.0.0.1,192.168.0.10,192.168.0.11
また、どこからでもアクセスさせたい場合は、次のようにbind_ipを0.0.0.0にします。
bind_ip = 0.0.0.0
設定を書き換えた後は、次のようにMongoDBを再起動して、変更を反映します。
# brew services restart mongodb