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独り立ちへ向けた長い道

React NativeでPrint: Entry, “:CFBundleIdentifier”, Does Not Existというエラーについて

投稿日: 2018年8月30日 最終更新日: 2019年1月1日

React Nativeで作成したアプリを別のMacでシミュレータで開発をしようとしたところ、次のようなエラーが発生しました。

** BUILD SUCCEEDED **

The following commands produced analyzer issues:
        Analyze Base/RCTModuleMethod.mm normal x86_64
(1 command with analyzer issues)

Installing build/Build/Products/Debug-iphonesimulator/app.app
An error was encountered processing the command (domain=NSPOSIXErrorDomain, code=2):
Failed to install the requested application
An application bundle was not found at the provided path.
Provide a valid path to the desired application bundle.
Print: Entry, ":CFBundleIdentifier", Does Not Exist

Command failed: /usr/libexec/PlistBuddy -c Print:CFBundleIdentifier build/Build/Products/Debug-iphonesimulator/app.app/Info.plist
Print: Entry, ":CFBundleIdentifier", Does Not Exist

エラーの内容は、”:CFBundleIdentifier”というパラメータが見つからないというエラーです。

私の環境では解決しませんでしたが、次のような解決方法があるそうです。

目次

XCodeプロジェクトの設定を変更する方法

この方法では、Info.plistファイルが想定したパスにない問題を解決することで、エラーが発生しなくなります。

具体的には、次のようにreact-nativeのコマンドを用いて解決します。

# react-native upgrade

このコマンドを実行すると、各プロジェクトファイル(Android用、iOS用)を更新するかを問われます。4回質問され、前半2問はAndroidの設定ファイル、後半2問はiOSの設定ファイルを更新するので、ここでは後半2問に対してyと回答しました。

その後、改めて、react-native run-iosと実行します。

XCode上でプロジェクトの設定を変更する

react-nativeのプロジェクト内にiosという名前のディレクトリがあり、そのディレクトリ配下に(プロジェクト名).xcodeprjというファイルがあります。それをクリックして、XCodeを立ち上げます。

そして、メニューのfile > Project Settingsをクリックしてダイアログを開きます。

さらに、そのダイアログにあるAdvancedというボタンをクリックして開くダイアログの設定をXCode defaultからCustom “Relative to Derived Data”を選択し、次のようにbuildというディレクトリをBuild/Productsの前に追加します。

設定変更後、XCodeを閉じて、react-native run-iosとコマンドを実行します。

XCode上で起動する

私が解決できた方法は、この方法です。この方法は全く難しくなく、先ほどのようにXCodeでプロジェクトを立ち上げ、適切なシミュレータを選択しrunボタンを押すだけで、エラーが発生することなくプロジェクトを起動することができました。

参考サイト

 

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