Terraform で環境変数を使う場合、次の3つのことをする必要があります。
- 環境変数の宣言
- tfファイル内での変数の宣言
- 変数の利用
まず、「環境変数の宣言」については、従来通りの定義方法もあれば、main.tfと同じディレクトリにterraform.tfvarsというファイルをおいて、その中に次のように「変数名=値」と記述することもできます。
次に、「tfファイル内での変数の宣言」は、次のようにtfファイルに記述します。main.tfファイルに記述しても良いですが、variables.tfとファイルを分割した方が、管理がしやすくなると思います。変数名は環境変数名と同じにします。
最後に変数の利用方法です。Terraform 0.12から利用方法が変わったようで、0.11までの記述方法「${var.location}」と記述すると、次のような警告が表示されます。
警告が表示されないようにするためには、「”${var.location}”」を「var.location」と記述します。